逆上がりで足が上がらない!蹴り方の特徴に合わせた改善方法まとめ

逆上がり
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逆上がりの動作は大きく分けて3つあります。

1.腕を曲げる

2.蹴り上げる

3.回る

 

今回の記事は、この3つの動作の中でも「蹴り上げる」についてお悩みの方に書いています。

 

「ウチの子、毎日逆上がりの練習をがんばっているのだけれど、どうしても足が上がらないのよね・・・」

「腕を曲げるのはがんばっているのに足が上がらずなかなか進歩しない(泣)」

 

このような悩みをお持ちの方は、どうやって教るのかもわからず頭を抱えているのではないでしょうか。

 

実は私にもそのような経験があり、試行錯誤してわかったことがあります。

私は色々な子の逆上がりを見てきましたが、足が上がらない子はそれぞれ蹴り方に特徴があります。

 

なので、この練習をすれば蹴り上げが上手になる!といった魔法のような方法はありません。

その子に合った方法で改善する必要があるのです。

 

 

今回は、逆上がりで足が上がらない子のために、蹴り方の特徴に合わせて改善する方法をご紹介します。

 

我が子の逆上がり成功を目指してがんばっているお父さんお母さん。

本記事を読めば、もう教え方に悩むことはありません。

まずは、逆上がりの蹴り上げについて学んでみませんか?

 

 

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逆上がりで足が上がらない子の特徴と改善方法

逆上がりで足が上がらない子には以下のような特徴があります。

・逆さ感覚に慣れていない

・片足だけしか振れない

・両足で蹴ろうとする

・蹴り上げのあと片足が曲がったまま

 

お子さんの蹴り上げの特徴に当てはまる項目を確認してみましょう。

1つずつ改善方法をまとめたので、ご紹介していきます。

 

 

逆さ感覚に慣れていない

逆さ感覚に慣れていない子は、逆さまになるという経験が浅いため恐怖心があります。

そのため、防衛本能が働いて思い切った蹴り上げができません。

なので、まずは逆さ感覚に慣れる必要があります。

 

方法としては補助で回してあげるのも1つの手ですが、それも怖いと感じるようでしたら別の方法が望ましいです。

例えばタオルを使った練習は回転感覚も身に付き、蹴り上げの修正にも効果的です。

逆上がりでタオルを使った練習は効果的!ただしそれだけでは・・・で練習方法などをご紹介しているので良かったら参考にしてみてください。

 

 

片足だけしか振れない

蹴り上げの時に片足しか振れず、両足を地面から離すことができない子は、両足を順番に蹴り上げるという感覚を理解していない可能性があります。

つまり、足の上げ方がわかならないということです。

 

これは、蹴り上げの補助法によって改善することができます。

 

以下の補助法をご覧ください。

1.最初に蹴り上げる足(後ろ足)を持ってあげる

2.蹴り上げたと同時に後方まで持ち上げる

 

逆上がりの最初の姿勢は、足をチョキ(前後)にします。

チョキにした後ろ足を蹴り上げと同時に後方へ流してあげると、恐怖心がなければ反対足も自然と上がります。

余裕があればそのまま回してあげましょう。

お子さんがまだ慣れていなければ、順番に蹴り上げて両足が離れる感覚だけつかめれば良いので、回らなくても大丈夫です。

 

 

両足で蹴ろうとする

これも蹴り上げの感覚がまだわかっていないのと、腕の力だけに頼ろうとしている可能性があります。

 

先ほどご紹介した補助法も効果的です

 

あとは、順番に蹴って上で足を揃えるところから始めると良いです。

 

逆上がりの蹴り上げは「1,2!」と素早く蹴るのがコツです。

最初はゆっくりでいいので、「1・・・2!」のリズムで上で足を揃えてみましょう。

慣れてきたらこれを素早く行い、できたら蹴り上げはほぼ完ぺきです!

 

 

蹴り上げのあと片足が曲がったまま

どっちの足も上に力強く蹴れているのに、どうしても片足の膝が曲がってしまうパターン。

これは、蹴り足(後ろ足)は上手でも踏み込み足(前足)は蹴る感覚をつかめていない可能性があります。

 

まずは上記でご紹介した補助法と、「1,2!」で足を揃える練習を試してみてください。

 

それでも改善されない場合は、蹴り足と踏み込み足を逆にして少し練習してみましょう。

ねらいとしては、踏み込み足にも蹴り上げる感覚をつかむためです。

 

蹴り足と踏み込み足を逆にしてある程度練習したら、元にもどして再度蹴り上げの練習をします。

このやり方で一気に逆上がりを習得した子もいたので、良かったら試していただきたいです。

 

 

逆上がりの蹴り上げに効果的な練習方法

子どもに合う練習は必ずあります。

とにかく色々な方法を試してみましょう。

以下では、逆上がりの蹴り上げに重視した練習方法をご紹介します。

先ほどご紹介した、足が上がらない特徴の改善とあわせて練習に取り入れるとより効果的ですよ!

 

足振り上げ

鉄棒がない状態で、長座姿勢から後ろに倒れ、足をチョキにして蹴り上げる練習です。

 

ポイントは、足を頭の後ろまで振り、腰をグッと上げることです。

鉄棒なしで逆上がりに近い動作が可能なので、自宅などで練習するのにオススメですよ!

 

 

ボール蹴り

鉄棒の上でボールを持ってあげて、それを目標に蹴り上げる練習方法です。

 

逆上がりは必ず鉄棒の後ろまで蹴り上げないと回れません。

 

なので、子どもにとってボールなど明確な目標があるのは、どこまで蹴れば良いのかわかりやすいというメリットがあります。

力強く蹴るという意味でも効果的な練習です。

 

 

坂道逆上がり

学校や公園に置いてある逆上がり補助具を使って練習をします。

 

詳しいやり方については逆上がりの教え方。幼児も必ずできる秘策はここにあり!でご紹介しているので、良かったら参考にしてみてください!

 

 

逆上がりで足が上がらない子にはそれぞれ特徴がある!改善方法まとめ

逆上がりで足が上がらない子にはそれぞれ蹴り方に特徴があります。

子どもの蹴り方に合わせて改善をしていきましょう。

特に、蹴り上げの補助法は足の上げ方がわからない子にとっては効果的なので、ぜひ試してみてほしいです。

 

ただし、まず最初に気にするべき点はお子さんが恐怖心を抱いていないかです。

そこを改善できなければ、いくら練習に取り組んでも進歩しづらいかと思います。

できないことに取り組むのはそれなりに抵抗を感じるかもしれません。

本記事を参考にしつつ、ゆっくりと、お子さんのペースで練習してみましょう!

 

また、練習には子どもに合った方法が必ずあります。

正直、どのやり方が正解かはやってみないとわかりません。

色々な方法を試して、お子さんに合った練習方法が見つかれば必ず蹴り上げの改善につながるはずです。

本記事でご紹介した練習方法もぜひ試してみてください。

 

上手な蹴り上げを身に付けて、逆上がり成功を目指しましょう!

以上です。今回は逆上がりの動作、「蹴り上げ」についてでした。

 

 

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この記事を書いた人
かわきょん

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どうも、かわきょんです!
当ブログでは私が幼児体育の講師として働いた経験をもとに、運動や体育を中心とした子どもの成長に役立つ情報をお届けします。

運動全般、そしてマット・鉄棒・跳び箱といった体育種目を通して、子どもの成長に重要な「からだづくり」をみなさんと一緒に共有できたら嬉しいです。

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