1歳のでんぐり返しは大丈夫?心配な方へ。【注意点も記載】

でんぐり返し
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うちの子まだ1歳なんだけど、でんぐり返しをするようになったの。
本人はすごい嬉しそうにやるんだけど、首を痛めないか心配。
1歳にでんぐり返しはまだ早いかな?やめさせたほうがいい?

 

今回はこのような疑問にお答えします。

 

本記事を書いている私は、体育講師として7年ほど働いた経験があります。

でんぐり返しの指導はもちろん、鉄棒・跳び箱など様々な運動種目を指導していました。

 

内、1年ほど1歳児クラスを担当したことがありまして。

この経験と知識を、読んでくださっているお父さんお母さんにお届けします。

 

本記事の内容

1歳児のでんぐり返しはまだ早いのか?この疑問を解決します。

 

先に結論を言いますと、大丈夫です。1歳児でも楽しくでんぐり返しをしましょう!

 

とはいえ、注意点もあります。

お子さんにでんぐり返しを存分に楽しんでもらうためにも、ぜひ参考にしてください。

 

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でんぐり返しは何歳からが理想?

 

本格的に教えるなら3歳からが理想。

なぜなら、3歳児になると運動の基礎能力が発達し始める時期だからです。

 

基本姿勢→回る→起き上がる

この一連の動作が3歳児からだと身に付きやすいのです。

 

とはいえ、「回る」だけなら何歳からでも問題なし!
もちろん、1歳児もです。

 

より深堀して解説した記事はこちら。

 

 

1歳児のでんぐり返しはまだ早い?そんなことはありません!

 

1歳児のでんぐり返しは早すぎると思われがちですが、そんなことはありません。

むしろ、いい意味で早いです。好きなだけやらせてあげましょう!

 

1歳からでんぐり返しをやる子は意外と多い

 

私が当時、1歳児クラスの教室を担当していた時の生徒数は10人ほど。

内、5人の子がでんぐり返しをしていました。

 

10人のうちの半分。結構多くないですか?

 

実際に1歳の子を持つお母さんの中に、「でんぐり返しをするようになった!」という声も。

 

Twitterの声

https://twitter.com/Tonmama_mk/status/1176826924015898625

 

https://twitter.com/7m01012194/status/1301349574611591173

 

 

1歳児のでんぐり返しも成長の証

 

でんぐり返しをするということは、運動能力が伸びたという成長の証です。

 

でんぐり返しは3歳になってもできない子はいます。

もちろん、それが悪いわけではありません。

 

つまり、何が言いたいか。

1歳ですでにでんぐり返しができるというお子さんを褒めるべきです。

 

我が子の成長を喜びましょう!

 

そもそも、やめられない

 

「危ないからやめなさい!」と声掛けしてやめるなら苦労しませんよね(笑)

でんぐり返しという不思議な動きを楽しんでいるわけですから、そう簡単に止められないでしょう。

 

それなら、お父さんお母さんが安全に配慮しつつ、思い切り楽しんでもらったほうが子どものためです。

 

運動は反復するほど上手になるもの。

特に幼児期は様々な運動に取り組むことで成長が早まります。

 

1歳児のでんぐり返しにはメリットも

 

ずばり、小さいうちに回転感覚が身に付きます。

 

例えば、鉄棒の前回り下りといった種目。

「回る」経験が豊富な子は習得しやすいです。

 

回転運動は様々な種目に応用されます。

幼いうちに感覚をつかんでおけば、運動が得意な子に育ちやすいといったメリットも。

 

1歳児のでんぐり返しによる注意点

 

1歳児がでんぐり返しをすることは問題ありません。

とはいえ、注意点もあります。

 

1歳児のでんぐり返しは場所を選ばない

 

楽しいので、いつでもどこでもやろうとします。

 

私が当時担当していた教室の子どもたちは、跳び箱や鉄棒といった器具の近くでもおかまいなしでした。

 

フロアのど真ん中にマットがあるのに、まったく無視してでんぐり返しです(笑)

 

お父さんお母さんも「先生!ウチの子、ソファーの上でもやるの・・・。」と、頭を抱えていました。

 

なので、安全面に配慮することが重要ですね。

 

安全な環境を確保しましょう

お子さんがぶつかりそうな物は片づける。

また、窓や壁の近く、ソファーの上ではやらないなど。

 

危険な場所ではでんぐり返しをしないように、しっかり見守ってあげましょう!

 

無理な体勢でやろうとする

 

1歳児のでんぐり返しは自己流!
でんぐり返しに必要な動きを教えてもらっていません。

 

なので、手はグニャっとしていますし、頭もてっぺんをついて非常に回りにくそうにします。

 

正直、危ないといえば危ないです。

1歳なら身体も柔らかくてケガはしにくいですが、安全に配慮しておくのが無難。

 

お父さんお母さんがやるべきことは、「ちょっと危ないかな?」と感じたらお手伝いしてあげてください。

頭をしまってあげたり、おしりを上げるのを手助けするだけでも、安心です。

 

1歳児にでんぐり返しを教えるなら?

 

言葉で教えるのは難しいです。

そのかわり、お手本を見せてあげましょう。

 

子どもは真似するのが大好き。お父さんお母さんがお手本になることで、子どもはそれを見て覚えます。

 

正しい手のつき方など、手取り足取り修正してあげるのも効果的ですよ!

このあたりは、でんぐり返しの教え方を見ていただくのが早いです。以下の記事からどうぞ。

 

 

1歳児でも大丈夫!でんぐり返しを楽しもう!

 

1歳児のでんぐり返しは決して早くはありません。むしろ、意外とやる子は多いです。

 

1歳ですでにでんぐり返しができているのも、成長の証。

それだけ運動能力が高い証拠なので、たくさん褒めてあげましょう。

 

ただし、しっかり見守りすること。

1歳児のでんぐり返しは場所を選ばず、回り方もバラバラだったりします。

周りの環境を整える、簡単な補助をするなど、最低限の配慮は必要です。

 

より安全に楽しくでんぐり返しをするなら、お父さんお母さんが教えてあげましょう。

まずはお手本を見せるのがおすすめ。

基本姿勢を調整してあげて、繰り返し練習すれば1歳児でも上手にできますよ!

※でんぐり返しを教えるならこちら

 

それでは、以上になります。

心配な気持ちはわかりますが、お子さんのでんぐり返しを精いっぱい応援してあげましょう!

この記事を書いた人
かわきょん

※詳しいプロフィールとサイトについては名前リンクをクリック!

どうも、かわきょんです!
当ブログでは私が幼児体育の講師として働いた経験をもとに、運動や体育を中心とした子どもの成長に役立つ情報をお届けします。

運動全般、そしてマット・鉄棒・跳び箱といった体育種目を通して、子どもの成長に重要な「からだづくり」をみなさんと一緒に共有できたら嬉しいです。

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