逆上がりで腕が伸びるのは2つのことが原因!?改善方法は?

逆上がり
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「逆上がりの練習を頑張っている我が子の力になりたい!」

「でも、練習でどうしても腕が伸びてしまって、中々できるようにならないのよね・・・。」

 

この記事では逆上がりができない原因の一つ、腕が伸びるのを改善したい!という方へ書いています。

 

逆上がりで、蹴り上げた時に腕が伸びてしまう子はとても多いです。

「腕を曲げるんだよ!」と声掛けしても、それだけでは中々改善しないものですよね・・・。

 

また、逆上がりは様々な動作の集合体で、実践する子どもは色々なことを考えて練習しなければいけません。

なので、できない子にとってはとても忙しい種目です。

 

大きく分けても以下3つの動作を同時に行わなければいけません。

1.腕を曲げる

2.蹴り上げる

3.回る

 

 

ただ、逆上がりの一番重要なポイントも腕を曲げるという点なのはご存知でしたか?

腕を曲げて身体を引き付けられるようなれば、身体が軽い子は特に、腕の力だけでクルリと回れてしまうケースも多いです。

腕が伸びるのさえ改善できれば、逆上がりのコツをつかんで一気に成功へ近づきますよ!

 

それでは、逆上がりの成功を目指す親子に、腕が伸びるを改善する方法をご紹介します。

あなたのお子さんの力になれれば幸いです。

 

 

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逆上がりで腕が伸びる2つの原因

そもそも腕が伸びる原因がわからないという方のために、2つの原因をまとめてみました。

あなたのお子さんの原因にもきっと当てはまると思いますので、まずは見ていきましょう!

 

 

1.腕で引き付ける力が足りない

逆上がりで腕を曲げるということは、押す力ではなく身体を引き付ける力を使います。

つまり、腕立て伏せといった押す筋力というより、引っ張る筋力が足りないということです。

 

その場合、まずは腕の力を鍛える必要がありますが、あくまで引っ張る力をつけるトレーニングをしましょう。

 

 

2.引き付ける力の使い方がわからない

いくら「腕を曲げて!」と声掛けしてもできない場合、筋力の他に力の使い方自体がわからないという原因が考えられます。

特に子どもが年長クラス(5~6歳)以上の年齢であればそれなりの筋力は備わっているので、力の使い方が原因であることが多いです。

 

力の使い方を覚えるために、引っ張る運動で力の使い方を練習をしましょう。

 

 

逆上がりで腕が伸びるを改善する方法

それでは、上記の原因を改善する方法をご紹介していきましょう!

原因として腕で引き付ける力が足りない引き付ける力の使い方がわからない2つの原因を挙げたので、分けてご紹介します。

 

 

1.腕で引き付ける力をつけるトレーニング

引き付ける力は、腕と背中の筋肉を鍛える必要があります。

単純に筋トレするのも1つの手ではありますが、どうせなら鉄棒に触れたり、親子で一緒になってトレーニングした方が子どもは楽しく行えると思います。

以下でご紹介するトレーニング方法をぜひ参考にしてみてください。

 

 

懸垂運動

懸垂といっても、大人がやるような空中で鉄棒にぶら下がって行う懸垂ではありません。

私が公園で実践した写真と一緒に説明させていただきます。

 

まずは下の写真のように足を前に出して斜めになり、鉄棒を握ります。

斜め懸垂

 

そして、腕を曲げて身体を引き付けましょう。

斜め懸垂 腕を曲げる

 

お子さんの胸より低い鉄棒に、腕が伸びた状態でつかみます。

足は前に出しましょう。(地面に座れるくらい低い鉄棒でも大丈夫です)

そこから鉄棒を下に引っ張るように、腕を曲げて伸ばすを繰り返す懸垂を行います。

 

回数としては、1日10回くらいから始めると良いかと思います。

慣れてきたら「今日はもっと回数できるかな!?」とお子さんを意欲的にする声掛けで回数を増やしていきましょう!

 

 

親子で引っ張りっこ

お父さんお母さんと両手をつなぎ、腕を曲げて引っ張り力比べをします。

もちろんお友達同士などでもかまいません。

自宅でも手軽にできる運動ですし、とても効果的ですよ!

自宅でできる逆上がりの練習は他にもで逆上がりの練習は自宅でもできる?親子で行える練習方法まとめご紹介しているので良かったら参考にしてみてください。

 

 

引き付ける力の使い方を覚える方法 

引き付ける力の使い方を覚えるなら、ぶら下がり運動が代表的です。

なぜなら、逆上がりの引き付けとほぼ同じ力の使い方だからです。

ポイントは、腕を曲げたままぶら下がる!です。

これができれば逆上がり成功にかなり近づけますよ!

 

 

おサルのぶら下がり

別名「ダンゴムシのぶら下がり」とも言います。

 

鉄棒に腕を曲げてぶら下がる運動です。

おサルのぶら下がり

ちょうどこのような感じで、大体5~10秒くらいを目標にすると良いでしょう。

握り方は順手でも逆手でもかまいません。

お子さんがやりやすい方で行いましょう。

 

これさえできてしまえば腕で身体を引き付ける力は完璧に身に付いたと言えます。

注意点として、顔が鉄棒より上にくる、あごは鉄棒に付けないようにしましょう。

 

 

親子でぶら下がり

お子さんは座った状態、お父さんお母さんは立った状態で両手を繋ぎます。

お父さんお母さんはお子さんを上に引っ張り上げ、お子さんは腕を曲げて両手を下に引っ張るようにして耐えます。

 

腕の力がついていれば可能な運動です。

実際に逆上がりでも必要な力の使い方ですし、親子で手軽にできるのでオススメです!

ぜひご自宅で試してみてください。

先ほどの逆上がりの練習は自宅でもできる?親子で行える練習方法まとめでもご紹介しています。 

 

 

それでもできない!という方はタオルを使った練習も効果的!

鉄棒 タオルを握る

上記画像のように腰にタオルを巻き付け、鉄棒と一緒に握る、もしくは縛ります。

その状態で逆上がりをするとタオルが腰を支えてくれるので、簡単に回ることができてしまいます!

 

逆上がりの成功体験を養うことができる上、腕が曲がった状態で回ることで感覚をつかむのに最適です。

 

詳しくは逆上がりでタオルを使った練習は効果的!ただしそれだけでは・・・でご紹介しているので、逆上がりの練習に行き詰まったら参考にしてみてください。

 

 

逆上がりで腕が伸びるを改善する方法は、力とその使い方を覚える

逆上がりで腕が伸びてしまうのは、多くの子が最初にぶつかる壁です。

本記事ではその原因を腕の力が足りない引き付ける力の使い方がわからないと2つの原因でまとめました。

基本的には、引っ張ったりぶら下がったりする運動が改善の近道です。

 

改善方法に取り組む際はただ筋トレするよりも、実際に鉄棒を使ったり、親子で行うのがオススメです。

子どものモチベーション維持のためにも、楽しく行いましょう!

 

日ごろお子さんと一緒に逆上がり成功を目指しているお父さんお母さんであれば必ず改善できるはずです。

親子で協力して、逆上がりの成功という大きな壁を乗り越えられることを願っています。

 

 

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この記事を書いた人
かわきょん

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どうも、かわきょんです!
当ブログでは私が幼児体育の講師として働いた経験をもとに、運動や体育を中心とした子どもの成長に役立つ情報をお届けします。

運動全般、そしてマット・鉄棒・跳び箱といった体育種目を通して、子どもの成長に重要な「からだづくり」をみなさんと一緒に共有できたら嬉しいです。

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