マット運動の後ろ回り(後転)って何歳からできるようになるのかな?
ウチの子はまだできないから、教えてあげようかと思うのだけど・・・。
このような疑問を抱えるお父さんお母さんへ。
本記事を書いている私は、7年ほど体育講師をしていました。
後転の指導経験もかなりありまして、実際に習得した子も。知識としては豊富だと思います。
✔本記事の内容
後ろ回り(後転)は何歳からできるのか?この疑問を解決します。
でんぐり返し(前転)は幼少期からできる子が多いですが、後転は少し難易度が高め。
自然と覚えることが難しい種目なので、年齢とあわせてお子さんの能力を把握することが重要です。
このあたりを、本記事で深堀りします。
ぜひ参考にどうぞ!
後ろ回り(後転)は何歳からできる?
目安は6~7歳(小学校1年生)くらいです。
運動能力が高い子だと、5歳(年長)でできる子もいます。
後ろ回り(後転)の指導目安は小学校1年生から
前もってお伝えしておきます。
運動能力には個人差があるので、「1年生になってもできないのはどんくさい」というわけではありません。
環境や経験によってもちがうので、「ウチの子2年生なのにいまだにできない!」と焦らないでくださいね!
あくまで「指導目安」
つまり、後転を教え始めるのに最適な年齢というわけです。
お子さんの年齢が6~7歳を超えていれば、早速教えてみましょう。
とはいえ、先ほどお伝えしましたが、運動能力には個人差があります。
なので、逆に言えば能力が育ってなければ教えるにはまだ早いです。
前転を習得しておくのが条件
前転ができないのに、後転に取り組むのはちょっと厳しいです。
✔前転習得のポイント
・後頭部をつける
・まっすぐ回る
・素早く立つ
これができていれば、後転にチャレンジしても問題ないでしょう。
でんぐり返しの教え方をまとめた記事も、参考にどうぞ!
運動が得意であれば何歳でもできる
能力が高ければ年中・年長さんでもできる子はいます。
とはいえ、後転は上手くできないと首に負担がかかる種目。
幼児期は無理して教える必要はありません。
幼児の子に後転を教えるなら、相当運動に自信があることが望ましいかと!
運動が得意な幼児とは?
・鉄棒でいうと、逆上がりができる。
・跳び箱が6段跳べる。
・もちろん、前転もきれいに回れる。
これだけできていれば、後転ができていてもおかしくないです。教えてあげましょう。
後ろ回り(後転)は何歳から?【結論】子どもの運動能力による
目安は6~7歳からですが、その子の運動能力次第になります。
何歳から?と聞かれたら小学校1年生からと答えますが、それはあくまで目安。
前転をきれいに回れることが条件です。
逆に、幼児でも運動が超得意であれば、後転ができるポテンシャルを秘めています。
冒頭でもお伝えしましたが、後転は自然にできるようになる種目ではありません。
できないからといって悲観的になる必要はありませんが、運動能力にあわせて指導することが重要なのです。
後ろ回り(後転)の教え方は?
基本は以下の通りです。
・しゃがんだ状態で手を耳の横につける
・手の平を天井に向ける
・おへそを見たまま身体を丸める
・丸まったまま勢いよく後ろに回転する
・回転しつつ手で地面を押して立つ
さて、まずはやってみることが大切ですが、おそらくいきなりできる子は少ないです。
実践してみて、何が足りないかを見てあげることが重要!それをもとに教えてあげましょう。
方法は、動作を分解して練習するのがおすすめ。
以下の記事で後転の練習方法を参考にしてみてください。
後ろ回り(後転)は何歳から?【まとめ】
指導目安は6~7歳、小学校1年生からです。
ですが、子どもの運動能力によります。
小学校1年生から教えるなら、きれいな前転を習得していることが重要です。
逆に、運動能力が高ければ幼児期からできる子もいます。
・逆上がりができる
・跳び箱が6段跳べる
・もちろん、前転もきれいに回れる
上記が目安です。
後転は何歳からできる?と聞かれたら、小学校1年生からと答えます。
しかし、補足するとそんなに単純な話ではなかったりします。
長くなってしまいましたが、この記事が参考になれば幸いです。
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