でんぐり返しは2歳児にはまだ早い?注意すべき点は?

でんぐり返し
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子どもが2歳にもなると、身体の使い方や動きに新たな成長を感じる時期ではないでしょうか。

 

一人歩きを始め、手と足をついてハイハイの姿勢になっては、ゴロンとでんぐり返しをする子もいますよね。

 

2歳児にとって、でんぐり返しで回る感覚や前に身を放り出すような瞬間はとても新しく、楽しい動作です。

なので、できるようになってからは何度も繰り返すと思います。

 

それだけに、子どもがでんぐり返しを繰り返すことに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

 

「うちの子、でんぐり返しが楽しいみたいで毎日やっているけど、首をひねったり、転がってどこかにぶつけたりしないか心配・・・。」

今回の記事では、2歳児のでんぐり返しについてお悩みの方に書いています。

 

まだ2歳児にはでんぐり返しをやらせない方が良いのか?

こんな不安や疑問を持つ方は必見ですよ!

 

ぜひ参考にしていただけたらと思います。

 

 

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2歳児にでんぐり返しはまだ早いの?

私が体育教室の講師をしていた時代、でんぐり返しを指導するのは基本的に3歳児からでした。

 

しかし、子どもの能力には個人差があるので、でんぐり返しは3歳からでなくてはダメ!というわけではありません。

あくまで運動機能が備わり始める頃が生後3歳くらいからなので、指導という点で言えば教えやすい時期という事です。

 

子どもの理解能力や身体能力、環境によっても違うでしょう。

とても大人の話をよく聞いて実践できる子、生まれつき運動が得意な子、普段から身体を動かすことが大好きな子などは、もしかしたら2歳児からでも上手に回れる子がいるかもしれません。

 

むしろ、少し形が崩れ気味のでんぐり返しであれば1歳前後で覚える子もいれば、逆に5歳くらいから覚え始める子もいますし

 

幼児のでんぐり返しに関しては子どもの能力による個人差が大きいです。

 

なので、2歳児にでんぐり返しはまだ早いわけではなく、安全に取り組めていればなんの問題もないということです!

 

ただ、2歳児は運動能力に不安があるのも事実で、2歳児のでんぐり返しには注意する必要があります。

 

では、2歳児が行うでんぐり返しはどのような注意点が必要なのでしょうか?

また、でんぐり返しによるリスク軽減をする方法もあわせてご紹介していきます。

 

 

2歳児のでんぐり返しで注意するべき点は?

2歳児で早くもでんぐり返しをするようになると、我が子の運動神経の良さに嬉しくもなると思います。

もちろん、それだけ運動能力が高く、身体を上手く動かせていることは間違いありません。

たくさん褒めてあげましょう!

 

しかし、油断してはいけません。

2歳児の多くの子は、まだ筋力や力の使い方、バランス感覚などが十分に育っていない可能性があります。

 

また、自分の身を守る事に関してはまだ未熟な時期なので、お父さんお母さんが注意して見守る必要があることも頭に入れておきましょう。

 

2歳児のでんぐり返しによって起こりうる注意点

2歳児がでんぐり返しを行う際に起こりうることはいくつかあります。

 

1.両手をしっかりつかずに回ろうとして顔を床に打ち付ける

2.両手をしっかりつかず片方の手で回ってしまい、まっすぐ回れない

3.頭のてっぺんを床につき、頭を残して回り首をひねる

4.周りにある物をよく確認せず回り、窓や壁に激突する

4.柵などがなく高い場所で回り、落下する

5.道路など本来でんぐり返しをするべき場所でない所で回ってしまう

 

私が知る限りでも上記の6つがあります。

2歳児のでんぐり返しにはこれだけのリスクがつきものですが、もし2歳児ですでにでんぐり返しをするようであれば、リスク軽減さえすれば安全に取り組むことができます。

 

起こりうる注意点をできる限り少なくして安全に行う方法、それは、正しいでんぐり返しを覚えることです。

 

2歳児のリスク軽減!正しいでんぐり返しを覚えよう

正しいでんぐり返しを覚えればリスクも軽減されますが、まだ2歳児という事もあり言葉で説明して理解するのは難しいでしょう。

 

重要なのは、正しいでんぐり返しを大人が実践してお手本を見せてあげることです!

なぜなら、2歳児の子は大人の真似をするのがとても上手なので、正しいお手本を見せることで子どもは正しい真似をするからです。

 

 正しいでんぐり返しができた上で、注意点を理解し、十分に見守ることが大切ですよ!

お父さんお母さんの注意一つでリスクを未然に防ぐことができるのです!

 

また、でんぐり返しの教え方について知りたい方はでんぐり返しの教え方。効果的な段階的指導のコツまとめをご覧ください。

 

 

2歳児でもでんぐり返しは楽しめる!ただし注意が必要!

2歳児がでんぐり返しを行う事は決して早いわけではありません。

もちろん遅いわけでもないです。

 

2歳児で、すでにでんぐり返しを楽しむ子であれば、たくさん褒めて伸ばしてあげましょう!

 

ただし、お父さんお母さんは注意点をしっかり頭に入れ、正しい方法を実践して見せたり、安全の確保と、十分に見守りをしてあげてください。

 

これからでんぐり返しを子どもと一緒に練習する方、もう実践し始めている子どもを見守る方も、

子どもの成長に合わせて楽しく、正しい方法で向き合いましょう!

 

以上、2歳児によるでんぐり返しについてでした。

 

 

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この記事を書いた人
かわきょん

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どうも、かわきょんです!
当ブログでは私が幼児体育の講師として働いた経験をもとに、運動や体育を中心とした子どもの成長に役立つ情報をお届けします。

運動全般、そしてマット・鉄棒・跳び箱といった体育種目を通して、子どもの成長に重要な「からだづくり」をみなさんと一緒に共有できたら嬉しいです。

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