幼児期の子が自然と覚えることが多いでんぐり返し。
クルっと回りはじめると、お子さんの成長を感じるのではないでしょうか。
多くの子が楽しむでんぐり返しには、なんと、様々な効果が期待できることをご存知でしたか?
今回の記事では、でんぐり返しによって得られる効果と、でんぐり返しはいつから、どうすればできるようになるのかをご紹介します。
でんぐり返しとは?
「でんぐり返し」とは別名「でんぐりがえり」とも言いますが、意味は同じです。
手を地面について回転する運動のことで、前に回るだけでなく後ろに回ることも「でんぐり返し」と呼ばれるそうです。
ただ、一般的には前に回ることを「でんぐり返し」と呼ばれることが多いと思います。
実際、私もでんぐり返しは前回りだと認識しています。
でんぐり返しとは様々な効果が期待できる
でんぐり返しはただの回転運動ではありません。
生活する上でも、運動面でも様々な効果が期待できるすばらしい運動なのです!
以下では、でんぐり返しによって得られる効果をご紹介していきます。
受け身が上手になる
柔道の前回り受け身をご存知でしょうか?
前回り受け身はうつ伏せの転倒時に頭を守る受け身です。
これと同様に、でんぐり返しを覚えると、転倒した時に咄嗟に手をつく受け身が上手になり、顔や頭など身体の重要な部分を守れるようになります。
乗り物酔いの防止
乗り物酔いは気持ちの問題も大きいようですが、揺れによって平衡感覚が乱されるのも原因の1つ。
でんぐり返しには回転運動による三半規管の強化によって、バランス感覚を鍛える効果もあるそうです。
なので、乗り物酔い防止の効果も期待できます。
運動種目に必要な動作を身に付ける
でんぐり返しは運動種目においても重要な動作になります。
なぜなら、でんぐり返しは体重移動や回転感覚という、様々な運動種目に必要な動作を身に付ける事ができるからです。
例えば鉄棒の前回り下りや逆上がりも、でんぐり返しで得られる体重移動や回転感覚が必要な運動種目になります。
でんぐり返しができるようになるのはいつから?
個人差があり、でんぐり返しができるようになる年齢は子どもによってちがいます。
1歳や2歳と早めにできるようになる子もいれば、5歳くらいからできるようになる子もいます。
なので、お父さんお母さんは何歳からでも焦る必要はありません。
詳しくはでんぐり返しは何歳からできる?いつから練習すると良い?の記事を良かったら参考にしてみてください。
また2歳児のお子さんがいる方はでんぐり返しは2歳児にはまだ早い?注意すべき点は?の記事がオススメです。
でんぐり返しができるようになるには?
子どもがでんぐり返しをできるようになるには、大人が基本動作を理解して教えてあげると良いです。
でんぐり返しの教え方。効果的な段階的指導のコツまとめではでんぐり返しの教え方を段階的指導方法によってご紹介しています。
これからでんぐり返しを子どもと一緒に練習しようと考えている方、なかなかできなくてお悩みの方にもオススメです。
もし興味がありましたら読んでみてください。
でんぐり返しとは生活や運動にも効果的
本記事ではでんぐり返しについて私が知る知識をご紹介させていただきました。
でんぐり返しには様々な効果が期待できます。
・受け身が上手になる ・乗り物酔いの防止 ・運動種目に必要な動作を身に付ける |
これだけの効果がありますと、幼児期のうちにでんぐり返しを行うことに魅力を感じるのではないでしょうか。
これからでんぐり返し運動を子育てに取り入れたいと検討されているみなさんの参考になれば嬉しいです。
お子さんと一緒に、まずは安全に!楽しく!実践してみてくださいね!
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