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「でんぐり返しは何歳からできるようになるかな?」
「でんぐり返しの練習はいつから始めると良いの?」
このような疑問をお持ちのお父さんお母さんへ。
本記事を書いている私は、7年ほど幼児体育の講師をしていました。
たくさんの子どもたちのでんぐり返しを見てきましたし、もちろん、指導経験もあります。
✔でんぐり返しの正式名称は「前転」
ご存知の方が多いと思いますが、でんぐり返しは「前転」です。
しかし、私はあえて「でんぐり返し」と呼びます。
なぜなら、「前転」は体操種目をイメージしていて、「でんぐり返し」は幼児の運動遊びとして区別しているからです。
✔でんぐり返しの定義は幅広い
「前転」ではなく「でんぐり返し」となると、定義は幅広いです。
✔これを踏まえて少し結論を言います
結論をいうと、「でんぐり返し」であれば何歳からできるようになってもいいし、いつから練習してもかまいません。
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ただ、この結論で話を終わりにしてしまうとお父さんお母さんの期待には応えられないので・・・。
もちろん、本格的に教えるのであれば何歳からが適正か?というのはあります。
それでは、5分ほどお付き合いください。
でんぐり返しは何歳からできるようになる?練習はいつから?
でんぐり返しの指導目安は3歳くらいが一般的です。
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私も幼児体育の講師をしていた時代は、3歳児からでんぐり返しの指導をしていました。
ただ、冒頭でも述べましたが、何歳からできるようになるべきという決まりはありません。
でんぐり返しができるようになる年齢の目安はない
3歳は指導目安ですが、1~2歳でもできる子はいます。
逆に、4~6歳になってからできるようになる子もいるのです。
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実際に私が指導していた生徒の中にも、年長さんになって初めてでんぐり返しができた子がいました。
1~2歳でコロンと回る子も多いですし、結局のところ、できるようになる目安はありません。あくまで、指導目安が3歳からというわけです。
なぜ3歳が指導目安なのか?
運動の基礎能力が発達し始める時期だからです。
子どもは3歳にもなると、様々な動きを習得し始めます。
よって、でんぐり返しに必要とされる、両手で身体を支える運動機能が備わる時期です。
大人の言葉を理解し、それを再現できる能力も育つので、でんぐり返しを教える目安としては最適なのです。
早いは多少あっても遅いはない
でんぐり返しを教える、もしくはできるようになる時期に、早いは多少あっても、遅いはありません。
✔1~2歳ででんぐり返しができるなら
運動能力が高い証拠。たくさん褒めてあげましょう!
ただ、運動能力が育つのはこれからなので、無理に教える必要はない時期です。
✔3~6歳でできなくても大丈夫
運動能力には個人差がありますから、焦る必要はなしです。
これから教えてあげれば、すぐにできるようになるはず。
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お子さんの年齢が3歳を超えていれば指導目安なので、楽しみつつ教えてあげましょう!
でんぐり返しの基本的な教え方は?
3歳を超えたお子さんのために、でんぐり返しの基本もご紹介させていただきます。
ポイントは3段階に分けることです。
・手で身体を支える
・回転する
・起き上がる
上記の動作を1つずつ練習することで、でんぐり返しに必要な動作が身に付きます。
コツは、遊びながら楽しく練習すること。
このあたりは以下の記事で深堀しています。お子さんとでんぐり返しの練習をしてみたい方は必見です!
でんぐり返しのポイントを年齢別にご紹介!
この項目では教え方というより、押さえるべきポイントを年齢別にご紹介します。
1歳児
きれいな形で回れる子は少ないです。
いうなれば、「でんぐり返しもどき」といったところでしょうか。
回り方がバラバラで少し心配になるかもしれませんが、止める必要はありません。
むしろ、「回る」といった動作が1歳のうちにできているのは成長の証。たくさん褒めましょう!
とはいえ、安全には配慮する必要があります。
詳しくは以下の記事から参考にしてみてください。
2歳児
1歳児と同様、きれいに回れる子は少なめですが、楽しくなって何回も挑戦します。
よって、とにかく安全に行うことを意識して、見守りをしましょう!
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2歳くらいの子は、 でんぐり返しを教えてできるようになる、というより自然と身に付く子が多いです。
自己流なでんぐり返しは多少心配にもなります。
少しでも改善するなら、見守りとプラスしてお手本を見せてあげましょう!
大人の真似をするのが上手な時期なので、お手本を見せたら正しい動作を真似してくれるかもしれませんよ!
以下の記事も参考にどうぞ。
3歳児
3歳児はお手本を交えつつ、言葉の説明も含めて教えてあげましょう。
運動機能が発達し始める時期なので、でんぐり返し以外の動作を取り入れるとより実践しやすくなります。
例えば、下の画像(私)をご覧ください。
四つ足歩き(ライオン歩き)などで身体を支える運動を練習に取り入れると非常に効果的です。
↓
「3歳になってもでんぐり返しができない」とお悩みでしたら、以下の記事を読んでみてください。3歳児への教え方もご紹介しています。
4~5歳児
運動がとても上手になってくる時期です。
4~5歳児にもなれば、でんぐり返しで回るなんてちょちょいのちょいかもしれません。
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なので、 でんぐり返しを実践するなら、より体操種目に近づけたいですね!
4~5歳児のでんぐり返しのつまづきとして、回転後に起き上がれない子が多いです。
なので、腹筋運動のような運動遊びを取り入れ、起き上がる力を身につけましょう。
5~6歳児
幼児期最年長である5~6歳児は運動能力も活発です。
でんぐり返しを実践するなら、回ってから素早く立つところまで教えてあげましょう!
✔5~6歳は少し高難易度な「遊び」へ
例えば、お友達、親子でも構いません。
回って素早く立つ「でんぐり返し競争」のような運動遊びをしても面白いですね。
綺麗な形で行う意識を持たせるために、お友達や親子で隣に立ち、2人同時に回って立つ所までぴったり揃える、「仲良しでんぐり返し」もおすすめです。
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5~6歳児では、でんぐり返しを応用した楽しい運動遊びを提供してあげましょう!
でんぐり返しは何歳からでもOK!教えるなら3歳が目安!
でんぐり返しを教えるのであれば運動機能が発達し始める3歳からがおすすめです。
とはいえ、 でんぐり返しができるようになる時期は子どもの個人差によります。
1~2歳からできる子もいれば、4~6歳になって初めて実践し始める子もいるでしょう。
なので、焦る必要はありません。
・でんぐり返しが「できるようになる目安」はない
・でんぐり返しの「指導目安」は3歳から
もしでんぐり返しができるようになったら、お子さんの年齢に合った教え方、運動遊びを提供してあげましょう。
※でんぐり返しの基本的な教え方はこちら
何歳からでも楽しいでんぐり返しを!
それでは以上です。ご覧いただきありがとうございました。
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