跳び箱の練習は家でもできるって本当?跳び箱ないのにどうやって?

跳び箱
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跳び箱が苦手な我が子の手助けをしたいお父さんお母さん。

跳び箱って練習場所がなくて困りますよね・・・。

家に跳び箱があるのならまだしも、そんなご家庭ばかりではありません。

それに、跳び箱が設置されている施設も多くはないかと思います。

 

跳び箱が使える時間は幼稚園や保育園の体操の時間、小学生であれば学校の授業のみでは中々お子様も上達しづらいですよね。

 

ですが、まだ諦めるには早いですよ!

ご家庭でも跳び箱の練習はできるんです!しかも、道具は一切いりません!

 

跳び箱の開脚とびは色々な練習方法がありますが、

本記事ではお子様のつまずきポイントに合わせて、物を使わず、ご家庭でもすぐに実践できる練習方法をご紹介します。

 

 

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跳び箱の手順を確認!お子様のつまずきポイントは?

 

跳び箱の開脚とびはいくつかの分解した動作の集大成です。

 

<開脚とびの動作手順>

1.助走

2.踏み切り

3.手をつく

4.足を開いておしりを上げる

5.体重移動

6.着地

 

この1~6の動作の中で、お子様がどの部分につまずいているのかを確認しておくことが重要です。

 

詳しくは跳び箱の手順とコツを紹介している跳び箱の手順と、幼児でも成功できるたった2つのコツとは?を読んでいただくことをオススメします。 

 

 

ご家庭で練習する場合、そのつまずきポイントを補強する運動を取り入れると、跳び箱がない場所でも効果的な練習をすることができます。

 

本記事では特に、1~5の跳び箱を飛び越すまでの過程に効果的な練習方法をご紹介します。

 

お子様のつまずきポイントの用途にあわせて確認してみましょう。

 

 

家庭で実践できる跳び箱の練習方法

 

では、先ほどご紹介した手順の中で、お子様のつまずきポイントを確認しながら、家庭でも実践できる以下の練習方法を参考にしてみましょう!

 

 

開脚とびの形を覚える

私が体育講師として子どもに跳び箱の指導していた時は、まずは形を身体で覚えてもらう運動遊びを取り入れていました。

 

特にまだ経験の浅い子にとっては重要な練習ですので、お子様が跳び箱初心者であれば是非参考にしてみてください。

 

形を覚える練習のポイントとしては、

足をグーからパーにする(閉じて開く)

手と手を揃えて足を開く(カエルポーズ)

この2点です。

 

形を身に付けるだけならご家庭でもすぐにできるので、以下の練習方法を試してみましょう!

 

 

グーパー

踏み切り~足を開く動作を身に付ける運動遊びです。

 

足をその場でグー(閉じる)、パー(開く)を繰り返す。

まずはこれだけ!

 

できたら、その場で走り(足踏み)、お父さんお母さんの合図で素早くグーパーにする。

 

あとは、下の動画のように足をグーパーしながら前に進む運動も良いです。

 

グーパー遊びで色々な応用をしてみましょう。

 

 

カエル跳び

跳び箱を飛び越す際の形と体重移動の練習です。

 

公園で円を書くなどして、丸を用意します。

 

丸の中に手と手を揃えてつき、丸の外で足を開きます。

 

手は丸から離さないように、開いた足をピョンッ!と前に出します。

 

この時、出す足は丸より前にくるようにしましょう。

 

 

助走~踏み切り

跳び箱を飛ぶためには、踏み切りの練習はとても重要です。

私が子どもたちに指導していた時に一番重点を置いていた動作も踏み切りでした。

 

なぜなら、跳び箱は踏み切り次第で飛べるかどうかが8割決まります。

また、より高い段を飛ぶためにも力強い踏み切りが必要になるからです。

 

もしお子様が踏み切りの動作につまずいているかも?と感じたら以下の練習方法を実践してみましょう。

 

つまずいている子の特徴としては、

・踏み切りがバラバラ

・踏み切りの動作で止まってしまう

・力強く踏み切れていない

などが挙げられます。

 

心当たりがある方は参考にしてみてください。

公園などで簡単にできる練習方法をご紹介します。

 

踏み切りグーパー

助走から踏み切りまでの動作を覚えます。

 

まずは助走のスタート地点と距離を決めます。

 

丸を書いて、スタート地点から助走し、丸の中に足をグーにしながらジャンプで入ります。

 

これが上手にできたらグーで丸に入り、パーで丸の外にテンポ良く出ましょう。(1,2!と声でリズムをとってあげると良いです)

 

踏み切りハイタッチ

上記の踏み切りグーパーができたら、この遊びで力強い踏み切りの練習をします。

助走から丸にジャンプで入る所までは一緒です。

 

次はで丸に入ったら、2!でお父さんお母さんがお子様とハイタッチをします。

 

タッチする高さはジャンプして届くくらいの高さにしてあげましょう。

 

どんどんタッチの位置を高くして目標を与えてあげると楽しく行えます。

 

 

おしりを上げる

これも跳び箱を飛ぶためには押さえておきたい重要なポイントです。

踏み切りまではできているのになぜか飛べないという子は、おしりが上がっていないのが原因かもしれません。

 

家でもすぐに実践できるので、以下の運動遊びをたくさん行ってみましょう。

 

足打ちカエル

手を揃えて床につきます。

 

足を開いてカエルポーズになったら、手はついたまま足だけジャンプし、空中で足を叩きます。

 

1回ができたら2回、3回と回数を増やして挑戦してみましょう。

 

注意点として、膝を床にぶつけると痛いので着地は足の裏で行います。

逆に、おしりを上げすぎて勢い余って前に倒れるのもあぶないので注意しましょう。

 

 

体重移動と成功体験

跳び箱が飛べない原因として一番多いのは恐怖心で、体重移動の仕方と成功体験を経験することで克服できます。

 

もしお子様が、これまで紹介した動作はほぼできているのに前に跳び越すことができないようでしたら恐怖心が原因かもしれません。

 

 

馬跳び

馬跳びによって体重移動、そして飛び越した感覚による成功体験を養うことができます。

 

お父さんお母さんが丸まって床に伏せ、背中の上に手をつく、もしくは遠くをつかみます。

 

手は離れないように、せーの!で足を開いて跳び越してみましょう。

 

ポイントとしては、腕を支点にして肩を前に出すことです。

そうすれば自然と前に体重移動ができるので、お子様の動作を見てあげてください。

 

慣れてきたらしゃがんだ高さ、立った高さで少し助走をつけて挑戦するのも良いです。

 

跳び箱は家に置くは必要ない?

 

このように聞かれますと、ないよりはあった方が良いです。

もちろん、置き場所は工夫が必要ですし、お値段もそれなりです。

 

ですが、本記事でご紹介した練習方法をベースにすれば、あとは実践あるのみ!

家で反復練習すれば一気に上達するでしょう。

 

家庭用の跳び箱はコンパクトなものが多いので、購入されるご家庭もわりと多いです。

よかったら以下の記事から少しだけ覗いてみませんか。

 

 

親子で目指そう!跳び箱の成功に向けた家庭での練習方法

 

跳び箱の手順に沿って、つまずきポイントに応じた練習方法をご紹介させていただきました。

 

ご家庭で、しかも物は使わずに跳び箱の練習ができることを本記事でご理解いただけたでしょうか。

 

お子様を一番近くで見ているお父さんお母さんが、つまずきポイントの補強として本記事を参考にしていただけたらと思います。

 

なにより、親子のふれあいの時間も長くなるのでとてもおすすめです!

 

 

この記事にたどりついた方は、跳び箱成功という目標に親子で挑んでいる方だと思います。

 

とても素晴らしいことですね。

 

本記事がそんな方々の力になれれば嬉しいです。

 

 

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跳び箱の手順と、幼児でも成功できるたった2つのコツとは?

この記事を書いた人
かわきょん

※詳しいプロフィールとサイトについては名前リンクをクリック!

どうも、かわきょんです!
当ブログでは私が幼児体育の講師として働いた経験をもとに、運動や体育を中心とした子どもの成長に役立つ情報をお届けします。

運動全般、そしてマット・鉄棒・跳び箱といった体育種目を通して、子どもの成長に重要な「からだづくり」をみなさんと一緒に共有できたら嬉しいです。

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