子供の足が遅い原因を徹底考察!走りが速い子との違いは?

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「ウチの子、なんで足が遅いんだろう?」

「運動会の徒競走でいつも悔しい思いばかり!」

「そのせいで運動も好きじゃないみたいで、外遊びもしないのよね・・・。」

 

足が速い子は走ることが大好きで、外遊びも活発です。

 

しかし、足が遅い子は周りの子と比べられがちで、運動に消極的になってしまうことも・・・。

運動会は毎回くやしい思いをしてばかり!

友達と鬼ごっこをしても、いつも真っ先に狙われるのは自分。

もう運動するのが嫌になってしまい、せっかくの成長期に外遊びをしないで過ごす事になるのはもったいないですよね。

 

足が遅い子は何が原因なのでしょう?

ネットで調べてみても、様々な原因が考えられます。

なので、どの情報が正解かなんてわからないです。

ただ一つ言えるのは、足が速い子と遅い子には明確な違いがあると私は考えています。

もしお子さんの足が遅いと悩まれているのでしたら、本記事が解決の糸口になるかもしれません。

 

というわけで今回の記事では、子供の足が遅い原因を速い子との違いから考察してまとめました。

 

まず先に、今回の記事で私が考察した内容がこちら。

・走り方の違いが原因

・運動が好きか嫌いか?環境が原因

・遺伝が原因?走りに関係しているのか?

 

上記の内容について一つずつ解説していきたいと思います。

それではご覧ください!

 

 

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走り方の違いが原因

足が速い子と遅い子の違いが一目瞭然なのが、走り方です。

簡単ではありますが、速い子と遅い子の走り方の特徴を見てみましょう。

 

速い子の走り方の特徴

・正しいフォーム(姿勢)で走れている

・腕が素早く、大きく振れている

 

遅い子の走り方の特徴

・体や首を左右に振ってフォーム(姿勢)がバラバラ

・腕が下がっている、振りが小さい

 

体がブレてしまうと、本来前に伝えるべき力を分散してしまい速く走ることはできません。

正しいフォーム(姿勢)で走れる子はブレが小さく、前に力を伝えることで結果的に速く走ることができます。

 

また、走りは腕と足が連動しています。

なので、腕を素早く、そして大きく振ることが重要。

腕の振り次第で足の回転が速くなり、歩幅も広くなるのです。

 

このように、子供の足が遅いと感じた場合、単純に走り方も原因の一つと考えられます。

走り方が改善されれば、解決につながるかもしれません。

速く走る方法はかけっこが速くなる方法。幼稚園の運動会で1等賞を目指そう!で詳しくまとめているので、

もし走り方を改善したいようでしたらぜひ参考にしてみてください。

 

 

運動が好きか嫌いか?環境が原因

精神論になりますが、足が速い子と遅い子の決定的な違いは、

運動好きか?嫌いか?はかなり大きく関係していると思います。

 

足が遅い子はそもそも運動が好きにはならないかもしれません。

なぜなら、遅い子は運動で周りの子と比べられ、嫌な思いをしてしまうからです。

 

しかし、運動が好きなら積極的に走る機会も増えて、結果的に足が速くなることにつながります。

足が速い子はみんな自信があって運動も大好きです。

 

つまり私が言いたいのは、運動で嫌な思いをしてしまう前に、運動好きな子に育つことが重要だということです。

足が速い子と遅い子の違いは、普段運動しているかどうか、その環境が大きな原因と考えています。

 

環境は幼稚園や学校の友達同士も一つですが、一番はお父さんお母さんの意識ではないでしょうか。

親が運動嫌いだからといって、子供と外遊びをしないとなかなか運動好きな子に育つことは難しいです。

将来、少しでも足が遅いことで悔しい思いをしないためには、お父さんお母さんが運動する機会を提供してあげることも重要なのだと思います。

 

「でも、足が速い子は運動神経が元々良くて、走りのセンスがあるからじゃないの?」

と、思うかもしれませんが、私から言わせると運動神経も走りのセンスも運動によってつくられるものです!

運動神経について子供の運動神経を良くするには?ゴールデンエイジが伸ばす鍵!で書かせていただきました。

ご興味があればぜひ読んでみてください。

 

もちろん、遺伝となれば話は別ですが、運動をする環境によって得られる能力は様々です。

運動をしないよりかは、積極的に体を動かす方が確実に足が速くなる子に育つことは間違いありません。

 

 

足の速さは遺伝が原因?本当に関係しているのか?

結論から言いますと、多少は関係はしているとは思います。

ただし、陸上全国レベルの子と比べたら話は別ですが、一般の周りの子に比べて遅いくらいなら「遺伝」の一言であきらめる必要はありません。

 

順天堂大学のスポーツ健康科学研究科で体の動きについて研究している柳谷先生は、運動靴の有名モデル「瞬足」のホームページでこのように述べています。

走りの早さには、カラダの大きさ(身長や体重)、筋肉の性質、心肺機能など、様々な要因が影響します。これらの要因は、遺伝子により影響を受けることが判ってきています。

出典元:アキレス瞬足クラブ 柳谷先生

体の作りから足の速さが関係し、それらはある程度遺伝が影響しているようです。

これだけ見ると、足が速い子は良い遺伝子を受け継いでいる可能性が考えられますね。

 

しかし、以下のようにも述べています。

だだし、走りに影響する遺伝子はたくさん有り、ただひとつの遺伝子だけでは決まるわけでは無いということにはご注意ください。

出典元:アキレス瞬足クラブ 柳谷先生

どうやら足が速い・遅いは遺伝子だけで決まるわけではないようです。

 

この後書かれていたことを簡単に要約しますと、

遺伝子というのは現在の運動能力が関係しているわけではなく、練習やトレーニングをした際の効果の高さを表すのだそうです。

つまり、いくら良い遺伝子を受け継いでいても、練習をしなければ普通の子と走りの速さは変わらないということです。

逆に、運動に必要なパワーを育てる遺伝子を受け継いでいなくても、頑張って練習することである程度効果が得られます。

 

元々運動神経も悪いからしょうがないよね・・・と、あきらめる必要はないようです!

 

遺伝子は先天的に与えられるものですが、運動能力は自ら成長させることができます。

なので、本記事でも書かせていただいた通り、「走り方」を練習で改善し、運動好きになってたくさん体を動かすことが重要なのです。

 

 

子供の足が遅い原因まとめ

足が遅い子は速い子に比べて以下のような違いがあります。

<走り方の違い>

・正しいフォーム(姿勢)

・腕の振り方

<運動が好きか嫌いか>

周りの子と比べられる前に運動好きな子に育てよう!

親が運動する機会を与え、環境を整えてあげることが重要。

 

遺伝に関しては、それだけで足の速さが決まるわけではないことがわかりました。

同じように走りの練習や運動をしていたら、良い遺伝を受け継いだ子の方が能力は高くなります。

しかし、遺伝だからと言ってあきらめずに、日々練習や運動をしていれば必ず効果を発揮します。

なので、今現在足が遅い子だったとしても、悲観することなくその子にとって良い環境を整えてあげましょう!

 

我が子の足が遅い原因がわからない!という方の参考になれば嬉しいです。

もう、本記事を読めば親としてやるべきことは明確ですよね!

明日から子供と一緒に運動や走りの練習、始めてみてはいかがでしょう。

 

 

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この記事を書いた人
かわきょん

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どうも、かわきょんです!
当ブログでは私が幼児体育の講師として働いた経験をもとに、運動や体育を中心とした子どもの成長に役立つ情報をお届けします。

運動全般、そしてマット・鉄棒・跳び箱といった体育種目を通して、子どもの成長に重要な「からだづくり」をみなさんと一緒に共有できたら嬉しいです。

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